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カナダ・ナショナル銀行(National Bank of Canada Group)傘下のABA銀行は増加する顧客数に対応するため、国内に新たに11の支店をオープンさせる予定であることを発表した。

13日、ABA銀行の営業開発マネージャーのMey Polin氏は拠点拡大計画を発表した。

「我々のビジネスは年に30%以上の成長を続けており、顧客に対してより良い便利なサービスを提供できるように拠点を拡大していく」と語った。
 
「また、カンボジアは年間7%以上の経済成長を続けており、ABA銀行の顧客基盤は拡大している。2018年末までに国内の支店数を合計64まで伸ばし、そのうち20支店はプノンペンに位置する」

「2019年、我々はプノンペン市内を中心に国内に11の支店をオープンする予定だ。拡大を続ける当銀行の顧客基盤に我々の今の支店数では対応しきれないため、支店を新たに開設する必要がある」と続けた。

2014年、カナダ・ナショナル銀行はABA銀行の株式10%を取得した。2017年には、90%の株式を取得し、主要株主となっている。

1月30日時点でのABA銀行の総資産は28億1000万ドル(約3000億円)で、これはカンボジア国内で3番目の規模だという。

2018年末時点で、ABA銀行の顧客数は42万6000人で、貸付残高は前年比約49%増の18億3000万ドル(約2000億円)、預金総額は21億8000万ドル(約2400億円)だという。