バタンバン州の鉄道拡張完了、バンコクやシェムリアップへの延長も

29日、バタンバン州とバンテイメンチェイ州間の鉄道が運行を開始した。今回の鉄道運行開始では既存の線路が改修・拡張され、鉄道のスピード制限を設けられた。

Sun Chanthol運輸大臣は「新しい鉄道はバンテイメンチェイ州の州都シソポンからバタンバンまでは約65キロの距離を約2時間半運行する。7月末までは無料で乗車可能だ」と話す。

拡張される前の鉄道は4月4日に、ポイペト市とシソポン市の間48キロの距離で運行を開始した。

Sun Chanthol運輸大臣はまた「新たに鉄道が開始したことで車の運転手には注意してもらわなくてはならない。既に車と鉄道の衝突事故が3件発生しているため、鉄道が優先だということを運転手には認識してもらいたい。鉄道は車と違い、すぐに止まることのできるブレーキの機能を持っていないのだ」と続けた。

公共事業運輸省は5月29日にバタンバン州からポーサット州までの107キロの距離、その後ポーサット州からコンポンスプー州までの134キロの距離の鉄道建設を計画しているという。

今回のポイペト市とシソポン市までの新たな鉄道建設では7,600万ドル(約83億円)が投資された。そのうち1300万ドル(14億円)はアジア開発銀行が、残りの金額は政府が投資したという。

タイの首都バンコクとプノンペン間の鉄道建設も計画されている。現在話し合いがおこなわれている段階で、完成時期はまだ未定だという。

Sun Chanthol運輸大臣はさらに、プノンペンからシェムリアップ州まで、シェムリアップ州からバベットまでの鉄道建設の計画も明らかにした。現在調査がおこなわれているという。

フン・セン首相の息子が訪日、安倍首相と会談

日本政府は26日、7月にカンボジアで開かれる総選挙の実施を支持すると発表した。今回の声明は、日本で開かれた安倍晋三首相とカンボジア王国軍の司令官フン・マニ氏との会談で発表された。フン・マニ氏はフン・セン首相の息子だ。

フン・マニ氏のFacebookの投稿によると、今回の訪日は安倍首相からの招待を受けたものだったという。訪日の目的は両国の協力関係強化だった。

フン・マニ氏は「日本の安倍首相との会談で、日本がカンボジアの総選挙を全面的に支持してくれるということを確認した。また日本はカンボジアが公正な選挙、選挙権のある人々の本当の意見を反映した選挙の実施を望んでいるようだと話した。

今年2月、在カンボジア日本大使の堀之内秀久氏はカンボジアの国家選挙委員会(National Election Committee)への援助金として、約750万ドル(約8億2千万円)を拠出すると同意した。国家選挙委員会は日本の支援表明に対し、感謝の意を表した。EUとアメリカは最大野党であったカンボジア救国党(CNRP)が昨年解党された問題を理由に、同委員会への拠出金を断っていた。

フン・マニ氏は日本滞在中、中根一幸外務副大臣や明石康氏元国際連合事務次長などの日本政府の複数の要人との面会を行った。面会した際にはカンボジアの平和、民主主義、法による秩序を維持・促進するにはどうするべきかを話し合ったという。

プノンペンのリバーサイドでの投資が可能に、政府が発表

カンボジア政府は23日、プノンペンのリバーサイド沿いの土地を9ヘクタール(約900m×900m)買い上げると発表した。これによりリバーサイドで投資が可能になるという。

2018年の王国ブック(2018’s royal book)で発表されたフン・セン首相の声明によると、今回買い上げたのはプノンペンのナイトマーケットからChroy Changvar橋までのことだという。

公共事業運輸省と経済財政省の職員は声明の中で「政府が土地を買い上げた理由、何を始めようとしているのかが明らかにされていない」と述べている。

これに対し、経済財政省の広報担当者であるNup Sothun氏はコメントを控えている。公共事業運輸省の広報担当者であるVa Simsorya氏は「リバーサイドで何が起ころうとしているのか、詳細はまだ発表できない。今後、リバーサイドでは投資が可能になる」と話した。

誰もがリバーサイドでの投資が可能になるのは画期的なことだ。経済的に発展の余地もあり、北側の一部分はプノンペン・オートノマス・ポート(Phnom Penh Autonomous Port)が投資を決めている。不動産会社センチュリー21メコン(Century 21 Mekong)の最高経営責任者(CEO)によると、1平方メートルあたりの価格は4000ドル(約43万円)から6000ドル(約65万円)が相場だという。

ABAバンク、新たに11の支店立ち上げを発表

カナダ・ナショナル銀行グループの一員であるABAバンクは、年末までに新たに11の支店を立ち上げる予定だ、と発表した。

ABAバンクのCEOは、現在55の支店があるがさらに11の支店を追加することを目指している、と語った。

ABAバンクの総資産額は18億ドルに達し、カンボジアで4番目に大きな銀行となっている。

2014年にカナダ・ナショナル銀行はABAバンクの株式10%を取得し、2016年には90%を取得、大株主となった。

カナダ・ナショナル銀行のCEOは次のように語った。

「我々はカンボジアに長期的に投資している」

「我々2つの機関は一つの目標を共有している。社会を、経済を発展させるための基盤となることだ」

プノンペン初の水上タクシーが運行開始

プノンペン初の水上タクシーがサービスを開始し、南部のタカマオ市から北部に向け運行された。

水上タクシーサービスは公共事業運輸省が運営しており、午前6時から午後6時までに川沿いから乗ることができる。同省によると7月末までは乗車無料、それ以降の乗車運賃は5,400リエル(約140円)となる予定である。

ボート全てにエアコンがついており、約60人の乗客を運ぶことができる。チケットはカンボジアのアプリ、パイペイ(PiPay)から購入可能だ。

フン・セン首相は水上タクシーサービスを賞賛し、「水上タクシーが普及することで交通渋滞が緩和されるだろう」と述べた。

まもなく農産物輸送システムも開始されるという。

VIZAカード、カンボジア進出へ

世界的クレジットカード会社であるVISA(ビザ)は、カンボジアで電子決済を普及させようと試みている。先週、ベトナム、カンボジア、ラオスのVISAの各国責任者が会合を開催し、投資拡大計画について話し合った。

VISAの担当者は「現地銀行と協力してビザのクレジットカードとデビットカードの使用者を増やしたい。カンボジアの経済成長は著しく、2017年のビザ使用率は65%増加した。今年も増え続けるだろう」と述べた。

VISAは昨年9月、アンコールワット寺院の入場料の支払いに、クレジットカードとデビットカードの導入を発表した。

現在カンボジアでは、7,000以上の店と1000以上のATMでビザカードを使うことができる。

プノンペンで鉄道が運行開始

プノンペン国際空港と市内を結ぶ鉄道が10日に運行を開始した。これにより交通渋滞の緩和に繋がると期待されている。

Sun Chanthol公共事業大臣は鉄道が交通渋滞を緩和するだろうと述べた。

同氏は「鉄道は交通渋滞を回避するのに役立つだろう」と語った。

4月から7月の間、プノンペン国際空港付近に住んでいる人々は無料で乗車可能だ。列車はメキシコから輸入した列車エンジンが使われており、各列車には約100人が乗車できる。

Chanthol大臣によると、完全にサービスが開始されるのは6月頃だという

プノンペン シアヌークビル間の高速道路 2023年までに竣工予定と発表

シアヌークビル州当局が16日に発表した声明によると、プノンペンからシアヌークビルまでを結ぶ高速道路が2019年までに着工される。

着工を決定するにあたり、190キロにわたる高速道路の事前調査、中国企業との17億ドルのインフラ整備プロジェクトの同意がなされた。

プロジェクトは中国企業であるチャイナ・ロード・ブリッジ・コーポレーションと提携を結びおこなわれる。工事は2023年までに完了すると見込まれている。

当局は次のように続ける。

「国内の移動・旅行が容易になり、州と国家に経済的恩恵をもたらすだろう。国道4号線の交通事故件数減少にも結びつくはずだ」

「プノンペンからシアヌークビルまでわずか2時間半で移動可能になる。動物の横断を防ぐために柵を築く。また渋滞もなくなるだろう」

横幅24.5メートルのアスファルト道路には、バイク、車、歩行者用の道路が組み込まれる。

89の橋、4つの休憩所、3つのガソリンスタンドが設置され、速度制限は80〜120キロになるとされている。