カンボジア政府、日本スマートシティ構想を承認

閣僚評議会の書簡によると、ASEANー日本スマートシティネットワークとASEANー日本都市化開発民間公共フォーラムは、まもなく政府の承認を受け、カンボジアで開催される可能性が高いという。
 
土地管理都市計画及び建設省に送られた書簡は3月1日に署名され、11日に公表された。
 
カンボジアの三大都市であるプノンペンとシェムリアップ、バタンバンはAsean Smart City Networkに統合される予定だ。今回のネットワークは各地域間の結びつきを強化することを目的としており、現在、アセアン地域の26都市に及んでいる。
 
「スマートシティ」という用語は街の都市化を目指すものだ。都市化とは交通渋滞や水、大気の質、平和、治安などの急速な都市化を目指すスマートで持続性の高いテクノロジーのことだという。
 
Chea Sophara国土整備・都市化・建設大臣は2月下旬に開かれた「カンボジア – 日本都市化開発」民間フォーラムに出席し、日本政府による2つのイニシアチブへの支持を表明した。
 
同大臣は「国土整備・都市化・建設省は今回の協力を待ち望んでいる。日本人ビジネスマンや日系企業が現地企業と協力し、カンボジアに投資をできるように可能な限りサービス提供などをおこなっていきたい」と語った。

祝祭日が世界一多いカンボジア 3月末までに祝祭日を短縮する政令を公布か[労働]

民間部門による長年のロビー活動の結果、生産性と競争力の向上を目的に、祝祭日の短縮が遂に受け入れられようとしている。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア縫製業協会(GMAC)の副事務局長は、「私たちは求めていた。もし祝祭日が7日減れば56時間の生産時間を確保でき、生産高は2.6%増加する。製造業にとって朗報だ」と述べた。
工芸手工芸省のチョム・プラシット大臣は先週、「祝祭日を短縮する政令を3月末までに発行する」と述べた。
カンボジアは現在、年間28日の祝祭日があるほか、マレーシアに次いで東南アジアで2番目に多いとされる宗教関連の行事が年間50日もある。
同大臣は、「いくつかの休日を削減することに加えて、いくつかの公の儀式も削減される。生産にもっと多くの時間が割り当てられる」と述べた。

退職後に最適な国のランキングの生活費部門 カンボジアが1位[統計]

米国の海外移住専門誌インターナショナルリビングは、2019年度のグローバル退職指数を発表し、退職後に最適な国のランキングの生活費部門で、カンボジアを1位に挙げた。CNBCが報じた。

同誌は、居住コストや生活費、移住の受け入れ体制や外国人に対する社会の順応性、医療や娯楽など8項目について、実際に海外移住して住んでいる人の情報などをもとに、専門家によってポイントを決定している。

2019年度の同指数では、総合ランキングで、1位がパナマで、次いでコスタリカ、メキシコ、エクアドル、マレーシア、コロンビア、ポストガル、ペルー、タイ、スペインと続いている。

同誌のジェニファー・スティーブン編集長によると、「世界中には年間3万ドル未満、年金収入だけでも快適に暮らせる素晴らしい場所がいくつかある。例えば、月に2000ドルの予算で、定期的に外食をしたり、休暇を取ったりと贅沢な時間を過ごすことができる」と述べ、「生活費部門ではカンボジア、ベトナム、タイ、ペルー、ボリビアの5カ国があげられる」と付け加えた。

生活費部門のランキングでは、1位がカンボジア、2位がタイ、3位がペルーとボリビア、5位がバリ島だった。