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20日、イオンモール2号店(Aeon Mall 2)が正式にオープンした。イオンモール2号店はプノンペンSen Sok地区に位置する日本の大規模ショッピングセンターだ。カンボジア王国の経済発展とプノンペン在住外国人数増加に伴い2号店開店への運びとなった。

イオンモール2号店は2014年にSothearos通りにオープンし成功を収めている1号店を模倣した大型小売り販売店だ。

イオンモール2号店はプノンペン北部のPong Peay市に位置している。イオンモール2号店付近の地域はLYPグループが中心となって住居やイベント開催所、商業施設などの建築を計画しており不動産業界に投資が集中することが予想されている。

イオンモールカンボジアの中川代表は「イオンモール2号店付近は不動産会社が参入しており今後新興住宅街へと変貌していくことだろう。土地価格も急騰することが見込まれている。また、イオンモール2号店は交通の便も悪くなく、鉄道に乗車すればプノンペンの中心地から訪れることも容易い」と述べた。

また、同氏は「イオンモール2号店は1号店とは異なる注目すべき点もある。例えばイオンモール2号店には豊かな緑とエンターテイメント施設がある。最上階には誰もが楽しめる公共スペースが用意されており日本から最新技術も導入されている」と続けた。

イオンは韓国の大手自動車メーカー現代自動車(Hyundai)と2016年に合意に達し、イオンモール2号店の建設が決定された。建設費用は合計1億2千万ドル(約130億円)で、広さは15万1千平方メートルだという。

不動産会社CBREカンボジアのAnn Sothida代表は「多くの投資家は今後のカンボジアの経済発展の可能性に目をつけ新たなモール建設に参入してくると期待している。投資家はモールのデザインや小売り販売の売り上げに専念しなくてはならないだろう」と語った。