検索
NEWS

プノンペン国際空港に先端技術を用いた新しい駐車場が明日オープンする。この駐車場は全て車両が利用可能なものだ。空港代表者によると、今回の駐車場のオープンで空港敷地内での交通渋滞が緩和することが期待されるという。

プノンペン国際空港のゼネラルマネジャーであるChloé Lapeyre氏は昨日行われた記者会見で、今回の駐車場建設には100万ドル(約1億1000万円)が投じられ、先端技術を使った設備の設置や歩行者専用レーンの増幅が行われたと話した。
 

同氏は「新たにオープンした駐車場には出入口が増設され、利便性が向上される。木曜日にソフトオープンしたのち、グランドオープンする予定だ。駐車場のオペレーションが完全に機能するようになるのは2~3週間後になる見込みだ。駐車場の自動精算機や歩行者専用レーンの増幅で毎日3000台の車やバイクが出入りする空港内の交通渋滞が緩和されることが期待される」と話している。
 

 
また、同氏は現在空港には8台の自動精算機が設置されているという。1時間の駐車料金はバイク1台あたり0.5ドル(約55円)、車1台あたり1.25ドル(約137.5円)、バン1台あたり1.5ドル(約165円)に設定されている。

 
同氏は今回の駐車場のオープンにより、交通渋滞が緩和されるほか、歩行者の通路も確保され、安全性が高まることを強調している。また、複数のレーンは頻繁に駐車場を利用する際に便利なプリペイド方式の駐車場利用カードである「Svayカード」利用者専用になっているという。
 

 
「Svayカード」を利用するとチャージ料金の際に10%分の駐車料金が無料で上乗せされるほか、飛行機搭乗者を送る際、出発ロビー付近に搭乗者を下すことができる優先レーンを利用できるなどの特典があるそうだ。
 

 
「Svayカード」の利用者は出入口ゲートでカードをスキャンするだけで自由に出入りができるほか、優先レーンを利用できるので、とても便利だという。使用料金は出庫する際に引き落とされる仕組みになっているそうだ。