みずほ銀行、プノンペン支店を開設

日本最大の銀行のひとつであるみずほ銀行が、カンボジアで最初の支店をプノンペンに開設した。

銀行支店長である福井武氏は、カンボジアの投資家や起業家に資金を提供する予定だと述べた。

「支店は4月19日に開設され、カンボジア国内で資金提供を行っていく。」と福井氏は語った。

「国内の個人や中小企業にとっての資金調達は可能だが、巨大な企業家や大手企業のための資金貸し出し機関は不足している。」

「その点みずほ銀行はその欠陥を補うことができる。」と付け加えた。

福井氏は、カンボジアは接続サービスと輸送機関がASEANの他の加盟国と同じように重要であるとコメントした。

「カンボジアが戦略的立場を担っているため、我々はここにいる。」と述べ、カンボジアでの支店開設は、日本の投資家を引き付けるためでもあると付け加えた。

日本の航空会社ANAによる両国間の直行便は、日本人の中でも特にビジネスマンの増加に繋がった。

福井氏は、日本の投資家を誘致するため、ビジネスマッチングに関する一連のセミナーを行う予定だと述べた。

同銀行は2月、カンボジア国立銀行から許可書を受け取った。

カンボジア国立銀行(NBC)のチアシーリー局長は、「みずほ銀行は、日本のビジネスマンを誘致する上で重要な役割を果たすだろう。」とコメントした。

「みずほは今後数年間、日本の投資家を招致するだろう。」と同氏は述べる。

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カンボジア】サタパナ銀行 新本店ビル起工式を開催ー2020年完成予定

2017年6月15日、株式会社マルハンのグループ会社で、 カンボジアで金融事業を展開するサタパナ銀行(SATHAPANA Bank Plc.)は2020年を目処にプノンペン(カンボジア)の中心部に地下5階 地上22階建ての新本店ビルを建設する。

この新本店ビル建設プロジェクトはマルハンの資本によって進められており起工式が行われた。式典には、サタパナ銀行幹部をはじめ、カンボジア国土管理都市計画建設省ペン・ソパール長官、カンボジア国立銀行 アドバイザー キム・バダ閣下らも臨席し、建設工事の安全祈願が行われた。

新本店ビルは王宮や独立記念塔にほど近い、ノロドム通り沿い(172通り・174通りの角)に建設され、地下5階 地上22階建てとなる予定。 サタパナ銀行の韓昌祐代表取締役は、このプロジェクトが予てからの「夢」だったと述べており、「今年60周年を迎えたマルハンのように、カンボジアという国、そしてここに住む人々も様々な困難をハングリー精神とチャレンジ精神で乗り越え、成長することが出来ると信じています。カンボジアでの金融事業はその一助であり、この国をより良くするという私たちのコミットメントの象徴が新本店ビルの建設です」と新本店ビル建設への想いを語った。

これに対し、国土管理都市計画建設省ペン・ソパール長官は「プノンペン市内にこのようなモダンなビルを建設するという 新本店ビルのプロジェクトを高く評価しています。 プノンペンの都市化に寄与し、カンボジアの経済成長、 雇用の拡大、 企業倫理、 業務効率になどカンボジアの経済成長おいて実りあるものになると信じています。カンボジア政府はマルハンのようなパートナーと友好を結び、協力し合えることを大変ありがたく思います」と述べ、本プロジェクトの正式な許可を宣言した。